猊鼻渓(げいびけい)

 猊鼻渓は、岩手県の母なる河、北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。大正14年10月8日、国の史蹟名勝天然記念物に、名勝指定県内第一号に指定され、日本百景のひとつに数えられています。

 猊鼻渓に来たならばとにかく舟に乗らなくては始まりません。

 というわけで、乗船券を買って、船底が平たい川舟に乗ります。この川舟もとてもおもむきがあるんですよ。

 船頭さんの竿さばきのままにユラ~リと船着き場を離れると・・・

次第に、現世とは隔絶されたかのような山懐の渓谷へ進んで行きます。

 どの季節に訪れても心に残る一生の思い出になりますよ。猊鼻渓へ、ぜひどうぞ。

 


幽玄洞

 幽玄洞は、日本で初めてウミユリや三葉虫、フズリナ、古代サンゴなどの化石が岩盤上で発見されたところです。中には、ひょうたん池や水深10メートル以上の地底湖である浄魂の泉があります。

 ここは3億5千年前にできた日本最古の鍾乳洞と言われており、ここでしか体験できない特色があります。普通の鍾乳洞の壁は、地下水に石灰質が溶けこんで作られた被膜状の鍾乳石に覆われているのですが、この幽玄洞は鍾乳石に覆われる前に土砂が堆積したため、ほかの鍾乳洞では見られない地層の生の姿を直接見る事ができるんですよ~。