お引越しのお手伝い

 お引越しの手伝いの依頼で気仙沼へ。臨海部のすぐ山手にある由緒ありげな旧家でした。何代も続く網元の家だったようです。依頼主であるご夫婦が家財道具のほとんどは運ばれたのですが、残った大きなタンス等を運ぶのを手伝ってほしいというご依頼だったのです。このあたりは、すぐ下が一面津波に襲われたため山を伝って救助を求めに行ったそうです。運び出す途中、大きなタンスが家の中でつかえ、玄関まで出すのに苦労したり、トラックの荷台から足を滑らせてしまったりとそれなりのトラブルもありましたが、無事に積み込みました。お昼にはお弁当とお茶をいただき、そしてこの気仙沼のソウルフード『クリームサンド』までごちそうになりました。

 トラックを走らせて、一関市大東町へ。こちらの移転先でアトリエを構えられるそうです。無事に運び入れて、お茶とお菓子で一休み。陶芸用の窯を自分たちでこれから作られるとのこと。楽しみですね。すてきな環境で、すてきな作品がこれから次々に出来上がる事でしょうね。